さなぎのなかみ

思うこと諸々。

全てのカラスは黒くない

ヘンペルのカラスとは一切関係ない。白いカラスを見た、という話。

 

太陽高いお昼時、一本道を歩いていると、空から黒い物体が下降してくるのが見えた。たぶんカラスだろう、とさして注視もせずにいたら、瞬間、まっしろに変貌した。そこだけ、ネガポジ反転。足が止まり、まじまじと見つめたところで、やはりその物体はカラスだった。カラスは黒、白、黒の変化を遂げた後、何事もなかったようにV字を描いて去っていった。

人間の髪の毛にできる天使の輪みたいなものだろうか。日光の反射によって黒い羽根は余すところなく白くなり。それとも。本来の姿を取り戻したり、とか。